INTERVIER
先輩移住者の暮らし
地域おこし協力隊
浅見 治輝さん
(2019年に移住)
海の資源を活用 地元食材を使った商品開発などに取り組む
専門学校卒業後、大阪市の印刷会社で長く働いていたが、違う業種で経験をつみたいと地域おこし協力隊【海の資源を活用した観光振興】に応募、採用になりIターン。(2020年7月取材)
海の資源を活用 地元食材を使った商品開発などに取り組む
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移住のきっかけ
転職を考え始めたとき、妻の提案もあり活動する拠点を地震をはじめとする災害の少ない田舎に変えるのもひとつの選択肢だと思うようになりました。それから、田舎で農業をしてみようと「新・農業人フェア」に参加、そこで、しまねUIターン産業体験助成制度という支援制度の説明を受けました。その内容は体験者には月12万円と親子連れにはさらに月3万円を助成するもので、島根県が他県より手厚い支援となっていました。さらに、浜田市では農業研修生の場合、研修手当月3万円と家賃の半額助成(最大月2万円)があることがわかりました。そのうえ、妻が海のある地域への移住を希望していたため、フェアに参加していた浜田市の担当者に相談したことが移住のきっかけとなりました。 -
移住の決め手
新・農業人フェアに参加したとき、浜田市農林業支援センター職員のプレゼンが、分かりやすく非常に説得力のある説明であったため浜田市への移住を決意しました。その後、移住に向けて検討していく中で、地域おこし協力隊【海の資源を活用した観光振興】の募集を知り、農業ではなく、地域おこし協力隊として移住することにしました。そして、しまねUターンIターンフェアin大阪に参加して浜田市の地域おこし協力隊にその場で申し込みをしました。また、浜田市観光交流課の職員から「こくふブルーツーリズム研究会」メンバーと引き合わせや地域おこし協力隊の活動内容の説明および浜田市の様子等を聞いているうちに浜田での生活が楽しみになりました。 -
浜田暮らしの良いところ
とまどっているところ良いところは、人とつながりやすい点です。人柄が良くて誰とでも挨拶できて、何でも教えてくれます。それに現在私の行っている活動に注目してくれているので、メディアにも紹介されやすいです。
とまどっているところは、高齢の人が話す方言がわかりにくい点です。また、近所付き合いが密接なため噂が広がってしまうように思います。そして、浜田では車での移動が欠かせないので、それに慣れてしまい太ってしまうことです。(笑) -
移住後の暮らし
休日には、市外へ観光に出かけています。今までに出雲市、大田市、益田市を訪れました。自宅で家庭菜園も始めました。これからも将来高齢者になったときに楽しく過ごせるように生きがいを探していきたいと思っています。 現在は、大敷網の観光メニューの作成や地元の食材を使った商品開発、クルーズ船の運航等、浜田の美しい海を活用して地域を盛り上げるために様々な活動を行っています。人との縁をたくさんいただけていることや、人の魅力を知ることができるのが仕事のやりがいです。
移住前後の変化について
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移住前
住所 大阪府 職業 印刷関係の会社 家賃 7.6万円 通勤時間 20分(自転車) -
移住後
住所 浜田市 職業 地域おこし協力隊 家賃 2万円 通勤時間 3分(自動車)