INTERVIER

先輩移住者の暮らし

マルハマ食品株式会社
伊藤 亜希子さん
(愛知県出身/2019年に移住)

幼少期の思い出からスローライフの実現へ

愛知県出身。母親が旭町出身で、祖母が介護施設に入所中であったため移住を検討。「しまねUターンIターンフェアin東京」に参加後、マルハマ食品株式会社に入社。(2020年7月取材)

幼少期の思い出からスローライフの実現へ

  • 移住のきっかけ

    毎年、母親と祖母の住む旭町に帰るのが楽しみでした。田舎で何も無いけれど、帰っているうちにスローライフを送りたいという気持ちに自然になったことがきっかけです。
  • 移住の決め手

    尊敬する祖母の存在が移住の一番の決め手です。もうひとつの決め手は、ネットで知った「しまねUターンIターンフェアin東京」での、ふるさと島根定住財団、浜田市やマルハマ食品の方達との出会いです。就職の決め手は、その時のマルハマ食品の方に親身になって相談にのっていただいたことと、その後、マルハマ食品を訪問して採用担当者の説明やIターンした従業員さんとの意見交換により、浜田市での生活を具体的に想像することができたことです。しかし私が母に移住を相談した際に、母がさみしがったため心配になり、移住自体にも不安が出てきました。そのとき、ふるさと島根定住財団の職員さんに引き続き温かく対応していただいたので、相談をするうちに不安もなくなり、母を説得して移住を決めました。
  • 浜田暮らしの良いところ
    とまどっているところ

    夕方に子どもだけで遊んでいても大丈夫なくらい治安が良いです。また、浜田市の方は性格が良い方が多いと思います。

    とまどっているところは、免許を持ってないので移動手段として公共交通機関を利用する際には、時刻表を調べる必要があるところです。用事を済ませるのに公共交通機関の運行本数が少なくて待ち時間が結構かかるので1日にできる用事が限られます。
  • 移住後の暮らし

    横浜では、7時前に家を出て1時間15分かけて電車通勤をしていました。仕事は3時に終わるので家に帰ってくつろいでいました。休日には、横浜みなとみらい21や東京に行っていろんな店にいったり、演劇やミュージカルをみたり、友達とお茶を飲みに行ったりしていました。浜田に移住してからは、平日は社宅が会社に近いので、移住前よりゆっくりできています。仕事は、食品製造会社の開発部で商品の改良、施策の企画に従事していてやりがいを感じています。休日には、広島や大阪にいる友達のところに遊びに行ったり、一人で松江や出雲など県内のいろいろなところに出かけています。それから、浜田市は家のそばに畑があるところがあるので、将来、こういったところに住んで家庭菜園をするのを楽しみにしています。
移住前後の変化について
  • 移住前
    住所 神奈川県
    職業 輸入果物卸会社
    家賃 7万円
    通勤時間 1時間15分(電車)
  • 移住後
    住所 浜田市
    職業 食品製造会社
    家賃 1万5千円(社宅)
    通勤時間 10分(自転車)