INTERVIER
先輩移住者の暮らし
地域おこし協力隊
芳川 守さん
(浜田市出身/2023年に移住)
故郷で「生きる力」を先人から引き継ぎ、次の代に伝えていきたい
故郷で「生きる力」を先人から引き継ぎ、次の代に伝えていきたい
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移住のきっかけ
浜田市旭町で生まれて、高校卒業まで過ごしました。
大学から県外に出て、地域おこし協力隊になる前は
妻の実家のある岡山市に住んでいました。
旭町の実家に両親が住んでいたのですが、母親が亡くなり、
父親が施設に入所し、実家が無人になったことから今後のことを考え始めました。
もともと故郷が好きでしたし、子どもたちも帰省して、地元の子と
川で遊んだり、地域の盆踊りに参加するのを楽しみにしていました。
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移住の決め手
岡山から帰省して家の管理をしていたのですが、とても大変でした。
そんな時、浜田市の地域おこし協力隊の募集があることを知りました。
農村RMOのことは良く分かりませんでしたが、「現代農業」という冊子
の中で地元和田地区の取組を見て、今までの経験が生かせて地域の
役に立てるのではないかと、応募することを決めました。
そして家族の理解と協力のもと、単身で浜田市に移住することにしました。
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浜田暮らしの良いところ・面白いところ
旭町には高速バスが通っており、和田地区にはそのバス停もあります。
また、市営バスが区域内を網羅していて、高速バスと組み合わせれば
車を使わなくても浜田市街地や広島市などへ行くことができます。
市営バスの本数は一日4本ですが、バスや鉄道の路線図と時刻表を眺めて
公共交通を乗り継いで遊びに行く計画を立てています。
「田舎は何もなく不便」といいますが「無い」からこそ、有るものを工夫して
知恵を絞ることに楽しみを感じています。 -
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
私はキャンプが好きなのですが、この辺ではキャンプをする習慣
があまりなく、する人もキャンプ場もないのが残念です。
これから広めていきたいです。 -
浜田にUIターンして一番の変化は?
自炊をしていますが、食事のメインは地元の野菜と豚肉です。
朝昼晩とも野菜を中心とした食生活が功を奏したのか、この前の
血液検査では数値が移住前より大幅に改善されていました。(笑)
積極的な運動はしていませんので、作業の多い夏と少ない冬とでは
体重の変化が激しいですね。 -
浜田暮らしのポイント(今後の抱負)
困ったことがあれば、思い切って地域の方に相談したり頼ったりして
地域に飛び込んでいくと、皆さん助けてくれます。
今、空き家の利活用に取り組んでいますが、農業体験ができる農泊イベントや
増える空き家の相談などにも取り組んでいきたいと思います、
また農業(自家用)や川漁(?)も始めたいです。
子どもの頃のワクワク感をこの年になっても感じていたいし、
楽しみながら学んでいきたいと思います。
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移住前後の変化について
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移住前
住所 岡山県 職業 会社員 家賃 持ち家 通勤時間 約5分(自家用車) -
移住後
住所 浜田市 職業 地域おこし協力隊 家賃 なし(実家) 通勤時間 約8分(自家用車)