INTERVIER

先輩移住者の暮らし

地域おこし協力隊(郷土資料の整理)
竹中 久留美さん
(東京都出身/2023年に移住)

勉強しながら働ける地域おこし協力隊に 目標に向かって頑張っています

勉強しながら働ける地域おこし協力隊に 目標に向かって頑張っています

  • 移住のきっかけ

     大学の非常勤講師として働いていましたが、担当コマ数が多くなく、
    それだけだと十分な収入がなかったので、仕事を探していました。
     また、そろそろ引っ越したいなという漠然とした願望もありました。
     ちょうど仕事を探しているところに、地域おこし協力隊の募集に出会いました。
    友人が浜田市に住んでおり、浜田市を訪れたこともあったので、
    地域おこし協力隊に応募しました。
  • 移住の決め手

     募集されていた仕事内容につきます!!
     近年、明治時代の日本の哲学者の研究をしていて、印刷された書籍であれば問題はなかったのですが、
    当時の手書き(自筆)の文字が思うように読めず、くずし字を読む勉強がしたいと常日頃考えていたところ、
    この仕事の募集を知りました。
     勉強しながら収入が得られ、浜田市にも貢献できるなんて夢のような仕事だと感じました。
  • 浜田暮らしの良いところ・面白いところ

     小中学生の頃、多摩川の近くで暮らしており、その頃の環境と重ね合わせて
    浜田を見ている気がしますが、野鳥が多いと感じました。
     これまで山に囲まれた生活をしたことがなかったので、身近に野鳥がいることはあまりなかったです。   
     浜田に来てからは、出勤時に目で鳥を探しながら歩けることが楽しいです。
    親離れする直前のカモのきょうだいが、近所で姿を見せており、
    このところの癒しになっています。
  • 浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ

     虫の大きさ・多さです。聞いてはいたものの、見たことのない大きさの蜘蛛がいたり、
    カメムシが沢山いたり、その環境にまだ慣れていないかもしれません。
     浜田の残念なところは、夜道が暗いことです。
    夜道が暗いのは、商業的にもマイナスが大きい気がします。
     また、道や公園などに大きな蜘蛛の巣があるのも、東京では見たことがないので
    首都圏からの観光客には、良い印象を持たれないかもしれません。
  • 浜田にUIターンして一番の変化は?

     ちょっとした旅に出ることが増えました。
    今まで中国地方まで来ることはそれほどなかったこともあり、
    まだまだ知らないところ・関心のあるところがあるので、
    いろいろ見てみたいと考えています。
     あと、推しバンドに、是非とも毎ツアーで山陰に、
    できることならば浜田に、来てもらいたい!! ところですが、
    ひとまず近隣県でのライブに参加することで、ミニ旅行を楽しんでいます。
  • 浜田暮らしのポイント

     はじめて浜田を訪れた時に感じたのは、海産物の美味しさと保存食品の価格の高さでした。
    海産物、特にあじ、いわし、サバなどは味そのものが、東京で食べるのとは全く違う!!
     また、野菜も地元産が多く、やはり美味しい!!卵も殻に厚みがあり、質の良さを感じます。
     光熱費は、首都圏と比べるといくらか高いのは残念です。
    業者の選択肢の少なさからかもしれませんね。
    水道に関しては、うちは上水道料金のみ支払えばいいので、
    上下水道代を支払っていた以前よりいくら安いかもしれません。
  • 今後の抱負

     資格取得のための勉強を始めたいと考えています。
    あとは、大学の非常勤講師として勤めている時にやっていた
    英語テキストの読解も続けたいです。
     そして、取得した資格を活かして、自ら仕事を作っていきたいと考えています。
移住前後の変化について
  • 移住前
    住所 埼玉県さいたま市
    職業 大学非常勤講師
    家賃 8万円台(3DK 床面積狭い)
  • 移住後
    住所 浜田市
    職業 地域おこし協力隊(郷土資料の整理)
    家賃 7万円台(2LDK 床面積広い)
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