INTERVIER

先輩移住者の暮らし

大学教員
田中 輝美さん
(浜田市出身/2020年に移住)

浜田、そして石見地域の人材を育てていきたい

浜田、そして石見地域の人材を育てていきたい

  • 移住のきっかけ

     浜田で生まれて、高校卒業まで浜田です。大阪の大学に進み、
    卒業後は地元新聞社の記者になりました。
    新聞記者を選んだのは、人間と向き合う仕事をやりたかったからです。
    新聞社に15年勤め、その後フリージャーナリスト(ローカルジャーナリスト)
    として独立しました。フリーランスで6年活動した頃、島根県立大学の
    教員公募があり、応募したところ採用されました。

     もともとUターン希望でした。新聞記者時代は松江市に住んでいましたが、
    多拠点での活動を目指してフリージャーナリストの道を選び、
    松江市と浜田市を拠点に活動していました。
    完全なUターンを考えていた時にUターンできて、
    勝手に運命を感じてうれしくなりました。
  • 移住の決め手

     最初から大学教員を目指していた訳ではありませんでしたが、
    フリージャーナリスト時代に浜田や石見地方の人材育成に
    関わる仕事がしたいなと考えていたところ、タイミングよく
    希望する仕事に就けました。
  • 浜田暮らしの良いところ・面白いところ

     赤瓦の景色が良いですね。自然の風景が好きです。
    あと、人口が少ない分、誰かがやるだろうではなく
    「自分がやらないと!」と思える環境があり、
    手応えもあります。活動していて面白いですし、
    色々な関りができ、やりがいがあります。
  • 浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ

     浜田市まちなか交流プラザを運営している「はまだ協働学舎ファンタス」や
    弥栄町にあるふるさと体験村など、ほかにも浜田でがんばっている人は
    たくさんいると思います。
    もっとそれぞれの活動を繋げていきたいですし、繋がっていけば相乗効果で
    どんどん活動が広がってくると思います。
  • 浜田にUIターンして一番の変化は?

     地域づくりに関わることができたことです。
    新聞記者は地域づくりの取材はしても参加しないのが原則です。
    Uターンしてから地域づくりに直接関わる機会が増えました。
  • 浜田暮らしのポイント(今後の抱負)

     今後の抱負として、浜田や石見地域で活躍していく人材を
    育てていきたいと思っています。
    そして個人的にも「美又地区「旧農協」再活用の取組」など
    これからも活動を広げていきたいです。
    そして、活動を通じて地域の皆さんに喜んでいただければ嬉しいですね。

移住前後の変化について
  • 移住前
    住所 松江市
    職業 フリージャーナリスト
    家賃 70,000
    通勤時間 約1分(徒歩)
  • 移住後
    住所 浜田市
    職業 大学教員
    家賃 なし(実家)
    通勤時間 約15分(自家用車)
関連インタビュー