INTERVIER
先輩移住者の暮らし
IT関連企業で勤務の傍ら石州和紙工房で研修中
瀧山 由美さん
(兵庫県出身/2022年に移住)
仕事と大好きな石州和紙の研修を両立
仕事と大好きな石州和紙の研修を両立
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移住のきっかけ
愛知県で紙すきを学びながらパン屋で仕事をしていましたが、両立が難しいと感じていました。
パソコンを扱うことも好きでしたので、IT関連の仕事であれば、紙すきとの両立ができるのではないかと考え、
パソコンの職業訓練を受講し両立できる環境を探していました。
そんな折、知り合いの紙すき職人さんから、浜田市三隅町の西田和紙工房さんを紹介され、見学をさせていただきました。 -
移住の決め手
西田和紙工房は紙すきだけでなく、原材料の栽培もされており、私が思う理想の工房でした。
平日はIT関連企業で仕事をし、土日だけでも紙すきに関わりたいという要望についても快く受け入れていただき、
ここしかないと思いました。
また、移住相談の中で今の勤め先である浜田コンピューターシステムを紹介していただき、とても助かりました。
紙すきは生活の一部にもなっています。 -
浜田暮らしの良いところ・面白いところ
海が近く夕日がきれいですね。夏場に通勤帰りがてらよく見ていますが、贅沢だなと思います。
私と同じように思っている方が多いのか、折居海岸で夕日を眺めている方をよく見かけますね。 -
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
普段の生活で困ることはないですが、浜田市にはなくて隣の市にはあったりするお店があるので、
時々隣の市に買い物に行くことはありますね。 -
浜田にIターンして一番の変化は
以前の工房では見て学ぶことが主だったのですが、
今の研修先である西田和紙工房では様々な作業を実際にさせてもらっているので、すごく満足しています。
やっぱり実際にやってみたかったんだなと改めて思いました。
仕事の方では、ウェブサイトの制作をしているのですが、最近は掲載する写真の撮影も任されています。
新しいことをどんどんさせてもらう環境が自分にとってすごくプラスだなと感じています。
以前住んでいたところは交通も便利でお店も多いところだったのですが、今は自然が近くなったのも大きな変化ですね。
ゆとりもあり安心してのびのびと暮らしています。 -
浜田の好きなところは
浜田の方は人が良いと感じていて、やりたいことは口に出して言うと応援してもらえるのが良いところだと思います。
私の場合は、職場でも工房でもやってみたいことを温かく応援してもらっています。
人との距離感もちょうどいいと感じています。 -
これからしてみたいことは
大学で学んだ日本画の制作もやりたいと考えていて、アパートの1室をアトリエとして利用したいと考えています。
移住前後の変化について
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移住前
住所 愛知県名古屋市 職業 パン屋に勤務 家賃 5.2万円(1K) 通勤時間 10分(バイク) -
移住後
住所 浜田市 職業 IT関連企業に勤務(休日は和紙工房で研修) 家賃 3万円(2DK) 通勤時間 30分(車)