INTERVIER
先輩移住者の暮らし
会社員(技術職)
洲濱 智幸さん
(島根県邑南町出身/2024年に移住)
これまでのスキルを活かし、浜田でチャレンジ~今後は夫婦で二拠点生活を楽しみます~
これまでのスキルを活かし、浜田でチャレンジ~今後は夫婦で二拠点生活を楽しみます~
-
移住のきっかけ
もともと島根県邑南町出身で、長年、人工衛星や飛行機から撮影した画像データを分析するリモートセンシング
という技術を使って、主に森林など自然環境を調査する仕事をしていました。
定年退職後は再雇用を選択せず島根県に戻るつもりであったのと、
これまで培ってきた仕事のスキルが大きな会社の後ろ盾なしで世の中に通用するかどうか試してみたいという思いもあり、
Uターンすることを考えていました。
そんな時、ふるさと定住財団の冊子が自宅郵便受けにポスティングされました。その時点で定年まで4年の猶予がありましたが、
身につけたスキルがかなり特殊なため、それを活かせる職を島根県で見つけるには時間がかかると考え、財団サイトに登録しました。 -
移住の決め手
財団サイトに登録後、すぐに今の会社からスカウトメールをいただきました。
社長及び技術部長と面談をさせていただき
リモートセンシングのスキルが会社のDX推進に役立ちそうだと感じました。
また、前の職場でも大きな仕事のくぎりがついたこともあり、環境を変えるのに良いタイミングとなりました。
さらに、技術部長と従兄が高校の同級生だったことがわかり、
会社と自分の縁を感じることができたことも今の職場に転職するきっかけの一つとなりました。
-
浜田暮らしの良いところ・面白いところ
海に近いところでは冬が温暖なことはわかっていましたが、
いま住んでいる国府海岸近辺は東北からの風が吹くときは心地よく、意外に夏も過ごしやすいです。
以前住んでいた神奈川県横浜市に比べると涼しいところが良いですね。
また、天気が良いと海へ散歩に行ったりするのですが、晴れた日の国府海岸であれば、「昼間から缶ビール」を飲んでいても、
周りの人から冷たい目で見られないんですよ。
あと、今回Uターンをするにあたり財団や浜田市の移住支援が手厚いところがありがたかったです。
中年単身移住のケースに対しても支援策がある自治体はめずらしいのではないでしょうか。
-
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
映画館や個性的な書店がないことです。
休日はミニシアターと昼飲みのハシゴという過ごし方が多かったのですが、
浜田にはそういった場所がないことが残念なところです。
浜田に来てからは休日は実家へ帰ったり、海を見に出掛けたりゆっくりと時間を過ごしています。 -
浜田にIターンして一番の変化は?
月に1・2回のペースで実家に帰省するようになりました。
田植え以外は帰省しても自分は何もすることはないほど両親は元気なのですが、
何かあった時にすぐに実家に駆け付けられるようになったことで安心しています。
また、これまでは電車で移動することがほとんどでしたが、
家族が浜田に遊びにきたらドライブに行くようになりました。
そのため温泉やオーベルジュ(郊外や地方にあるレストランと宿泊施設を兼ねそろえた施設)などの情報に目が行くようになりました。
-
浜田暮らしのポイント(今後の抱負)
自分のスキルを活かした新しい業務分野を開拓したいです。
また、妻が横浜で自営業をしているため、自分だけ浜田に単身移住しましたが、
妻が浜田でも仕事ができるようにして、夫婦で二拠点生活を楽しめるようにしたいと思っています。
移住前後の変化について
-
移住前
住所 神奈川県 職業 会社員(技術職) 家賃 なし(持ち家) 通勤時間 1時間(電車) -
移住後
住所 浜田市 職業 会社員(技術職) 家賃 なし(持ち家) 通勤時間 10分(自家用車)