INTERVIER
先輩移住者の暮らし
水産加工業(経営)
河上 清貴さん 奥さん
(浜田市出身/2016年に移住)
カッコいい水産加工業の会社へ~実現に向けてUターン
カッコいい水産加工業の会社へ~実現に向けてUターン
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移住のきっかけ
(清貴さん)
父親の経営する水産会社の事業が年々拡大していく中で、
2015年頃からふるさと納税を中心に一大ブームになった「ノドグロ」のPRや営業に関わる仕事をして欲しいと父親から誘いを受け、
浜田に帰った際には一緒に働くということを少しずつ意識し始めました。 -
移住の決め手
(清貴さん)
大阪に住んでいた頃は、浜田に帰ることになるとは思っていませんでした。
しかし、勤めていた会社では、残業時間の多さに加え、不規則な生活を過ごす毎日に
「仕事をやらされているようで、自分自身楽しめていないんじゃないか」
と感じていました。そんな姿を身近で見ていた現在の妻からも
「浜田に帰ったほうがいいんじゃない」と勧められたことで帰ろうと決めました。 -
浜田暮らしの良いところ・面白いところ
(清貴さん)
都会地よりは、周りの人と自分を無理に比べすぎることなく、落ち着いて暮らせています。
また、市内は松江や出雲に比べて雨や雪が少ないし、
地震も少ないので比較的安全だと思います。
あと、職場体験や訪問授業で学生と関わることがあるのですが、
自分が学生だった頃と全く違うくらい学生たちが成長してることに驚きました。
浜田のことしか知らず狭い視野で生活してきた僕の学生時代に比べ、
今は様々な情報が入ってきます。
その中で将来のことを考えていたり、自分の考えをしっかり持っていたり
自ら行動できる力を持っている子が多いなぁと感心しました。 -
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
(清貴さん)
休日の過ごし方がマンネリ化してしまいます。
また、飲食店の数が少なく、食べたいものの選択肢が狭いですね。
平穏な日々を過ごせますが、全体的に刺激が少ないように感じます。 -
移住に対する不安
(奥様)
ずっと実家暮らしで、結婚を機に移住することになったので、全てが不安でした。
しかし、人と関わることは好きなので
新しい出会いを楽しみにしていたように思います。 -
浜田にUIターンして一番の変化は?
(清貴さん)
1日のタイムスケジュールが変わりました。
特に夕食と就寝時間が早くなり健康的な生活を送れています。
そのおかげで体重が10㎏減りました。
(奥様)
電車移動がなくなり車が必須になりました。
また、お店の数が少なく、オンラインでの買い物が増えました。
美術館や映画館などが好きでよく一人ででかけていましたが、
近場にないので一人で外出することがなくなりました。 -
地域、近所の方と触れ合う機会
(奥様)
移住して2年目くらいで仕事を始めて、
その関連で徐々にお友達ができました。
子どもが生まれてからは子育て支援センターを通して
沢山の方と交流ができ、なかには、同じように移住してきた方もいて
悩みを共有できたことはとても心強かったです。
地域の方と交流する機会は自治会くらいで、今のところほとんどありません。
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浜田へ引っ越してどうだったか
(奥様)
移住は自分で決めたことなので後悔はないです(したく無いです:笑)
これまで、親に甘えてばかりだったのですが、
子どもが生まれて自分自身だいぶん強くなったように思います。
遊び場や病院などのインフラが都会に比べて選択肢が少な過ぎるところは難しい問題ですが、
私にとって、居住地がどこであっても、
結婚生活や子育てが大変だということは変わらないと思っているので、
夫の両親のサポートや移住して出会えた人たちのおかげで、とても幸せです! -
浜田暮らしのポイント(今後の抱負)
(清貴さん)
浜田の子どもたちや地元に帰ってきたい人が憧れる
カッコいい水産加工業の会社を実現することです。
休日
移住前後の変化について
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移住前
住所 大阪府 職業 接客業(呉服店) 家賃 72,000円 通勤時間 5分(自転車) -
移住後
住所 浜田市 職業 水産加工業(経営) 家賃 68,000円 通勤時間 10分(自家用車)