INTERVIER
先輩移住者の暮らし
浜田市職員
松谷 昂星さん
(浜田市出身/2021年に移住)
人生はタイミング 自分の選択に責任を持って前進する
人生はタイミング 自分の選択に責任を持って前進する
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移住のきっかけ
高校卒業までは浜田に住んでおり、大学4年間を福岡県、社会人5年間を鹿児島県で過ごしました。
中学から陸上競技をはじめて、現在でも個人で競技活動を続けています。
進学や就職にあたっては、陸上競技が続けられる環境を基準に進路を決めてきました。
浜田を出て県外で過ごした9年間が社会人としての現在の私を形作っていると思います。
九州にいた頃は浜田に戻ってくることは考えていませんでしたが
2020年の秋に実家の家族が病に見舞われたためUターンを考えはじめました。
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移住の決め手
鹿児島県で勤めていた職場ではまだまだ勉強したいこともありましたが
自分の中では一区切りついたと感じていました。
ちょうどその時期にタイミング良く地元浜田市役所職員の追加募集があり
合格することができました。
私としては地元に帰るだけなので特に抵抗はありませんでした。 -
浜田暮らしの良いところ・面白いところ
もともと浜田出身ですので特に考えたことはありませんが、現在模索中です。
子どもの頃の目線と、「外」を経験して大人になった今の目線で見る浜田との違いを楽しみたいです。
日本酒が好きなので、おいしい地酒とお酒に合う地元料理を探していきたいです。
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浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
残念ながらあります。
だからこそ私たち現役世代が頑張って、「また戻って来たい」
と思える町にしていきたいと思っています。 -
浜田にUターンして一番の変化は?
給料が3割減りました。生活自体は大きく変わりませんが
貯蓄をする余裕は少なくなりました。
高校生までの視点でしか浜田の生活を感じていなかったので
社会人目線で改めて浜田を見ると「もっとこうなったらいいのに」
と感じるようになりました。
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浜田暮らしのポイント(今後の抱負)
不便を楽しむことや、無いものねだりをしないことも必要だと思います。
アミューズメント施設があるわけでもないし、ショッピングを楽しもうと思っても
車で1時間以上かけて県外を目指したりします。身の回りで自分なりの楽しみを作り出せる
人に向いていると思います。
ふるさとが浜田の人は、一度いろいろな経験を積んで将来浜田に戻ってきても良いかなと思います。
もし、浜田以外の方で浜田に興味をもってもらえるなら、ゲームのようなスローライフを楽しんで
いただきたいです。
私は浜田に帰ってきてからも陸上競技を続け、この度「2023年かごしま国体」に「成年男子やり投」
島根県代表として出場できることになりました。
浜田に帰って来てまだ間もないですが、様々な試練がありました。すべての選択が最善だったとは
思わないですが、たくさんの後悔を背負って前進していきます。今の仕事を通じて「暮らしやすい浜田」
をつくっていきたいです。
移住前後の変化について
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移住前
住所 鹿児島県鹿児島市 職業 銀行員 家賃 68,000円(築5年1LDK) 通勤時間 自転車で5分 -
移住後
住所 島根県浜田市 職業 市役所職員 家賃 60,000円(築25年3DK) 通勤時間 バス5分+徒歩10分