村松裕樹さん敦子 - はまだぐらし－浜田市移住・定住情報サイト

INTERVIER

先輩移住者の暮らし

フットサルチーム監督、カフェ経営

村松　裕樹さん　敦子さん

（愛知県、大阪府出身／2023年に移住）

夫はフットサル監督、妻はカフェ経営～互いに“はまだぐらし”を充実～

移住のきっかけ

(裕樹さん)
以前、湘南ベルマーレフットサルクラブ(神奈川県小田原市を拠点とする日本フットサルリーグに加盟するフットサルクラブ)に所属していて、辞めるタイミングでポルセイド浜田(島根県浜田市を拠点とする、日本フットサルリーグに加盟するフットサルクラブ)から監督就任の誘いがありました。監督はやってみたかったのですが、当時タイミングが悪かった為一旦お断りしました。
その後1年が経過する間に、「監督がしたい！」という思いが強くなり、こちらからポルセイド浜田の監督就任を依頼し、快く承諾していただけました。
そして、神奈川県でカフェを開いていた妻とぼぶ君(敦子さんが経営するカフェの看板ブタ)も一緒に移住となりました。
浜田暮らしの良いところ・面白いところ

(敦子さん)
人が優しいです！移住してから、フットサルチームの選手、チームのファンの人たち、カメラマンやスポンサー等関係者の人たちと関わる中で、とにかく親切な人が多いと感じました。この土地ならではの「やってあげたい！お世話してあげたい！」という世話好き？な気質で、嫌味がなくしれっと私たちを助けてくれます。それに対して見返りを求めずナチュラルにできる方たちが多いように思います。お店を広めてくれたのもその方たちのおかげです。
また、私は大阪出身で初めての方とも距離が近めでついついツッコんだりしてしまうのですが、浜田の方とはノリが合うんです。

(裕樹さん)
近所の人たちが野菜をくれたり、お米をくれたり、周りがとても親切です。
知らない子どもたちが学校帰りに「ただいま～」「帰りました～」と挨拶をしてきてくれた時は驚きましたが、かわいいなぁと思っています。
また、地域のお祭りやイベント、またポルセイド浜田の試合にも妻の店を出店してと呼んでもらえるのですが、これまでの地域では出店を頼まれることはなかったので、イベント事に夫婦揃って巻き込まれることが多くなりました(笑)周囲との関りができて嬉しく思います。
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ

(敦子さん)
DIYが趣味なんですが、材料が手に入りにくいです。ホームセンターに行っても品揃えが少なく、都会で揃うものが揃わない。
困っているのはそれぐらいです。

(裕樹さん)
外食する店が少ないけど、家で食べることが多くなって健康的かな。とプラスに思っています。
浜田にIターンして一番の変化は？

(敦子さん)
距離の感覚が変わりました。これまでは出かけるのに2時間かけて行くって遠出な感覚でしたが、ここに来て2時間ぐらいなら近場に感じるようになりました。
また、浜田は交通量が少なくここでの運転に慣れてしまい、他で運転すると怖く感じます。

(裕樹さん)
仕事内容が大きく変わりました。地域リーグや子どもチームの監督経験はありましたが、Fリーグ(全国リーグ)の監督は初めてです！
スペインにフットサルを勉強しに行った経験があるのですが、『子どもの環境(学ぶ場)を整えることが大事である』と身をもって感じました。
その後、子どもチームの監督や、中学生・高校生のチームを自ら作り、スペインでの経験を活かし指導してきました。
子どもを指導するだけでははなく、大人相手の監督をやってみたいと思い始め、現在に至ります。
浜田暮らしのポイント(今後の抱負)

(敦子さん)
目標はあえて掲げず好きなように生きています。
昔からそうで、抱負などはありません。

(裕樹さん)
今のフットサルクラブのディビジョン(２ディビジョン制となり、ディビジョン１（F1）に12クラブ、ディビジョン２（F2）には８クラブが所属する。)をF2からF1へ上げたいです。
そして、フットサルを広めたいです。選手たちの頑張っている姿を見てほしい！観客数を増やし、試合で一緒に盛り上がりたいです！
カフェ『COFFEE未完(コーヒーみかん)』について

これまで愛知・神奈川に店を構えていて、2023年11月に築100年の古民家をセルフリノベーションし浜田に移転オープンとなったカフェ。
オリジナルハンバーガーなどをメインとしたテイクアウト専門からスタート。
現在は少しずつイートインもできるようになり、今後は移転前のメニューに切り替わり、ハンバーガー以外のメニューも楽しめるようになる(※席数に限りがある為、予約がおすすめ)
また、COFFEE未完はMr.children(以下ミスチル)ファンが集う聖地とよばれている。

(敦子さん)
中学生の頃からミスチルのファンで、ミスチルの曲名の店を出店したい、ミスチルの曲を聞きながら仕事がしたいと思っていました。
最初は店内のミスチルグッズも少し置いているだけでしたが、来店してくれるミスチルファンの方たちが沢山のミスチルグッズをお店に提供し、お店を広めてくれました。

移転するとなると、これまで関わった方達との別れもあるし寂しくなるなぁと思っていましたが、、新しい土地では出会わなかった人に会うことができる。また、新たな繋がりができるのでとても嬉しく思います。住む場所が違っても繋がっている人とはずっと繋がっていますからね。
幸せなことだと思います。