INTERVIER
先輩移住者の暮らし
会社員(平野屋)
平野 真里香さん
(浜田市出身/2019年に移住)
お茶を通じて人と人の架け橋に 一歩一歩進んでいきたい
お茶を通じて人と人の架け橋に 一歩一歩進んでいきたい
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移住のきっかけ
生まれも育ちも浜田です。
高校卒業後に、京都の大学に進学するため浜田を離れました。
大学卒業後、茶道の専門学校に3年間通い、その後に裏千家に就職しました。
そこでは「茶道文化検定」の仕事を主にしていました。
ただ、この間ずっと実家の「平野屋」のことが気になっていました。
とりあえず茶道関係の道に進んだわけですが、このまま都会で暮らすのか、
それとも実家に戻るのか、なかなか決断できない日々が続きます。
それでもやっぱり実家に戻りたいという想いが強くなり、仕事や生活の区切りを見計らい、
思い切って会社を辞めました。 -
移住の決め手
家族から浜田に帰ってきて欲しいと言われたことはありませんでした。
将来のことは自分で決めれば良いというスタンスで、帰ってくるのなら
全力でサポートすると言ってもらっていました。
ただ、地元に戻ることにまだ少し不安があったので、京都で少しゆったり過ごして
心の整理をしてみることにしました。
その時期に多拠点で活動している香川県の友人と再会し、「地方にはこれから可能性がある」
という友人の言葉のお陰で勇気をもらい、自分自身心から納得して移住を決めました。 -
浜田暮らしの良いところ・面白いところ
とてもたくさんあります。
高校生までは浜田は何も無いところだと思っていましたが、浜田に帰り
自動車を運転するようになって行動範囲が広がったからか、考えが変わりました。
海や山が近く、自然豊かで食材も美味しいことを再発見しました。
また、四季それぞれのお祭り、神楽やイベント、昔より規模は小さくなりましたが
土曜夜市などがあり、とても楽しいです。
皆さん優しくてゆっくり時間が流れていくのを感じます。
あと、広島市が近いのが良いですね。買い物が便利です。
個人的な感想ですが、地元の水で顔を洗うと肌の突っ張りを感じずらく、
しっとりと感じます。私は敏感肌+乾燥肌の体質で、県外の水で洗顔すると
肌の突っ張りをよく感じていましたが、地元に戻ってそれが無いことに
気づきました。もちろん、飲み水も美味しいです。
美肌の地だけあって、温泉が身近にいくつもあり、心も身体もホッとして
リラックスできます。 -
浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ
あえて言えば、海のレジャーは豊富なのに山のレジャーが少ないこと、
ガソリン代などの物価が高いところ、お店(実家)がある商店街が昔と比べ
寂しくなったこと、都会と比べてネット情報が少なく、情報を取り損ねる
ことがあるところです。 -
浜田にUIターンして一番の変化は?
浜田に帰ってきて、色々なイベントに参加するようになり、
浜田にも楽しいことをする人が多いことを知りました。
その人たちとつながることで、人生が豊かになったと感じています。
自然の中でのレジャー(サップ、ロードバイク、キャンプ、釣り、
ボディボード)などを楽しんでいます。
あと外食することが少なくなりましたね。
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浜田暮らしのポイント(今後の抱負)
人と出会って、楽しい時間を共有できて、精神的にもとても人生が豊かになりました。
これからもお茶を通じて人と人との架け橋になりたいと思います。
一歩一歩進めていけたらと考えています。
移住前後の変化について
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移住前
住所 京都市 職業 会社員 家賃 約60,000円 通勤時間 約10分(自転車) -
移住後
住所 浜田市 職業 会社員(家業) 家賃 なし(実家) 通勤時間 なし