INTERVIER

先輩移住者の暮らし

浜田ガス
濱岡 龍児さん
(京都府出身/2023年に移住)

浜田市に心を打たれ、移住を決意

浜田市に心を打たれ、移住を決意

  • 移住のきっかけ

     大学卒業まで関西で過ごし前職に入社、東京の支店に配属されました。
    初めは都会の生活に浮かれつつも、入社した会社で頑張ろうという気持ちが強かったです。
    しかし入社3年目の頃には、残業が多く帰ったら寝るだけ、休日は人混みで疲れたくない為出歩くことはない状況でした。
     そんな時期に後輩として同じ支店に入社してきた現在の妻と出会いました。
    妻が浜田出身でお互い地元が関東圏ではないこともあり、すぐ意気投合し入社5年目に結婚しました。
    妻との出会いにより浜田との関りができ、『自然に恵まれた環境で穏やかに過ごしたい』と思ったことが移住へのきっかけとなりました。
  • 移住の決め手

     結婚して初めて浜田へ訪れることになりました。
    妻の実家は周囲が山に囲まれており隣の家もない、いわゆる「ぽつんと一軒家」。
    初めて訪れた際に経験した「自然に囲まれた中での暮らし」が東京に戻ってからも印象に残っていました。
    また豊かな自然と共に、のんびりした雰囲気、味わったことのない程おいしい魚に心を打たれました。
     それ以降浜田への移住を考えるようになりました。前職は全国転勤があった為、結婚してから今後の生活や家族のことを考えづらく、いっそ関西に帰る選択肢もありましたが、それよりも浜田で生活をしてみたいという気持ちが強くなりました。

     その後、妻とも相談した上で、当時の生活環境の脱却、自然に恵まれた環境での将来設計を考え、2023年に移住を決めました。
  • 移住への不安

     特にありません。 

    小学校1年生まで田んぼが広がり自然が多い環境の中で暮らしてきたこともあり、田舎での生活に抵抗がなかったです。
     また幼少期から数回の引越しを経験し、見知らぬ土地に対する不安も感じず移住することができました。
  • 浜田暮らしの良いところ・面白いところ

    【良いところ】 
     石見地方に古くから伝わる石見神楽に熱中する人が多く伝統芸能を大切にしていて良い地域だなと感じています。
     海山が近く景色が良いことは勿論ですが、釣りや海水浴、スノーボードなどレジャーを楽しみやすいのも良いですね。また、コンビニで地元野菜や、地元の商品が並んでいるのも地域らしさを感じられます。
     
     浜田のお店は基本的に閉まる時間が早く、夜更かしする環境が少ないため生活リズムが正しくなりました。これまでは仕事の勤務体制の関係で日をまたいでから寝るという生活でしたが、こちらでは早寝早起きをし健康的な生活を送れています。

    【面白いところ】
     小学校が制服であることです。京都で制服を着た小学生は私立というイメージだったのでこちらに来て驚きました。
    また、移住して2年目ですが、聞き取れない方言がたまにあります。
  • 浜田暮らしのとまどっているところ・残念なところ

     根強い現金主義社会。日常でそこまで不便を感じてはいませんが、いざという時に現金以外の対応もできると助かります。
    また、家賃は意外と安くないです。
  • 浜田にIターンして一番の変化は?

     仕事における勤務体制や周囲の環境が変わることで心の余裕ができたことが一番の変化です。
    自由に使える時間が増えたことで、人間らしい生活ができていると実感しています。仕事終わりに時間ができたことや、休日もリフレッシュするには良い環境が周りに沢山あります。
    妻にも、“表情が柔らかくなった”と言われるようになりました。Iターンしてよかったと実感しています。
    心の余裕を活かして、機会があれば色んな事にチャレンジしたいと思います。
  • 浜田暮らしのポイント(今後の抱負)

    浜田を地元として家庭を築き、楽しく穏やかに生活をします。
移住前後の変化について
  • 移住前
    住所 埼玉県戸田市
    職業 駐車場事業
    家賃 40,000円
    通勤時間 電車 徒歩 1時間
  • 移住後
    住所 島根県 浜田市
    職業 ガス事業
    家賃 60,000円
    通勤時間 自家用車 10分
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