5分でわかる浜田

ふるさとにしたくなる街。

海や山の美しい自然、そこから生まれた文化と歴史。田舎にしかないものはすべてある。少しの不便を置いとけば、あなたの望む暮らしはきっとある。浜田市に住んでみませんか?心よりお待ちしています。

ふるさとにしたくなる街。

  • 浜田市とは

    平成17年10月1日に、浜田市、金城町、旭町、弥栄村、三隅町の5市町村が合併し、新「浜田市」が誕生しました。
    全国に誇れる海、山などの美しい自然と、石見神楽やユネスコの無形文化遺産に記載された石州半紙などの伝統文化、海水浴場、しまね海洋館アクアスなど豊かな自然を活かした観光資源を有しており、また、高速道路、港湾などの都市基盤や大学、美術館をはじめとする教育文化施設が充実した、人と文化と自然の調和のとれた島根県西部の中核都市です。

自然環境

気候

山間部では積雪の多い地域がありますが、県内他地域と比較して平均気温は高く、豊かな四季と温暖な気候に恵まれた住みよい環境にあります。

  • 海岸部は変化に富んだリアス式地形により、県内随一の水揚げを誇る漁港を有し、毎日数多くの魚が水揚げされ、全国各地へ出荷されています。

  • また、山間部では日本の棚田百選に選ばれた美しい田園が見られるなど、昔ながらの懐かしい風景も多く残っており、その土地に適した様々な農産物が育てられていますので、四季折々の味覚を楽しめます。

海の幸

浜田はおいしい海産物の宝庫。浜田漁港はいつも賑わいを見せ、多くの海産物を出荷。山陰はもとより日本全国においしさを提供しています。

「どんちっち」とは石見神楽の囃子を表現する浜田特有の幼児言葉。浜田市民に愛されているこの言葉をブランド化したアジ、ノドグロ、カレイは、山陰浜田港を代表する魚として全国各地に出荷されています。

  • アジ
    4月~9月
    島根県西部沖で穫れるアジは、昔から脂ののりがよく、旬の時期にはトロにも匹敵すると言われてきました。近年、島根県水産技術センターの研究によりポータブル脂質測定器が導入され、出荷時に科学的データに裏打ちされた美味しさが証明されています。
  • ノドグロ
    8月~1月
    いまや高級魚となったのどぐろは“浜田市の魚”に指定されています。島根県沖から山口県沖で穫れるのどぐろは、脂質含有量が高く、希少性もあって非常に高級な魚であり、近年その人気はますます高まっています。ぜひその美味しさを味わってみてください。
  • カレイ
    12月~2月
    浜田漁港で穫れる魚の代表的なカレイは、ミズガレイ・エテカレイ・ササカレイの3種です。塩干品は全国一の生産量を誇り浜田市周辺の特産品のひとつにもなっています。淡白な中にも上品な味わいが人気を呼んでいます。
浜田港四季のお魚

島根県西部沖は豊かな漁場。暖かい対馬海流と島根冷水域と言われる深海の冷たく栄養豊富な海水とが混じり合い、魚の餌となるプランクトンが豊富な海域だからです。こうして浜田港では四季を通しておいしい魚介類が多く水揚げされています。その魚介類26種が「浜田港四季のお魚」として認定。季節ごとのおいしさを多くの人に提供しています。

山の幸

中国山地がもたらす良質な水が脈々と流れる里山で、澄んだ空気と太陽の光が四季折々の山の幸を育んでいます。 寒暖の差が美味しいお米を作る石見地域屈指の良質米産地の弥栄米、大粒、種なしが特徴で、甘さと酸味のバランスがとれた最高級品質のブドウ「ピオーネ」、浜田市旭町の赤梨や西条柿など、浜田には豊かな自然に育まれた農産物がたくさん収穫されます。

  • ピオーネ
    8月~10月
    「ピオーネ」は、「巨峰」を母に英国産の「カノンホール・マスカット」を交配して作り、大粒、種なしが特徴で、甘さと酸味のバランスがとれた最高級品質のブドウです
  • 赤梨
    8月~1月
    浜田市は島根県屈指の「赤梨」の産地で、愛甘水、新水、幸水、豊水、新興、新高、愛宕と7つの種類があります。 豊かな自然の澄みきった空気と、水の恵みをいっぱい浴びた大きくて甘い梨です。
  • 西条柿
    10月~11月
    特徴はなんといってもその味と形です。干し柿やあんぽ柿(生果と干し柿の中間)がありいろいろな食感と味覚が楽しめます。
  • 弥栄米
    9月~10月
    浜田市弥栄町は、寒暖の差が美味しいお米を作る石見地域屈指の良質米産地で、”清らかな水”に恵まれた昔ながらの農村風景が広がっています。一度食べるとまた食べたくなる甘みやねばりが自慢のお米です。
  • 坂本米
    9月~10月
    浜田市旭町坂本は、昼夜の寒暖差が激しく、古くから美味しいお米が獲れる地域として知られています。標高910mの雲月山から流れる豊富なミネラルたっぷりの清流で育つ坂本米は、強い甘みと豊かな香りが特徴です。
歴史・文化

浜田市は、古くから石見地方の政治・文化の中心的役割を担ってきました。
古代は石見国府が置かれ、中世には周布氏や三隅氏が朝鮮王朝とも交易を行っています。
近世になると、海岸部に浜田藩、山間部に津和野藩が置かれ、現在の市街地には浜田藩の城下町が造られました。また、浜田市には、外ノ浦・瀬戸ヶ島・長浜の三つの港があり、中でも外ノ浦は北前船の西回り航路の風待ち港及び瀬戸内方面への中継点として栄えた浜田藩最大の貿易港です。外ノ浦は江戸時代から変わることのない風景が魅力であり、寄港地の面影を色濃く残し、2018年5月に日本遺産「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に追加認定されました。以後、今日に至るまで石見地方の中核都市として発展してきました

石見神楽

石見神楽という、日本神話などを題材とした、石見地方独特に受け継がれている伝統芸能があり、地元では「舞(まい)」「どんちっち」(囃子のリズムから)とも呼ばれ、多くの方を魅了させています。伝統芸能である石見神楽は、2019年5月に日本遺産に認定されました。50を超える神楽団体による上演が、年間を通してお楽しみいただけます。

まつり・イベント

四季を通じて、浜田市全域や、地域ごとにまつりが行われ、多くの人で賑わいます。
駅伝やマラソンなどのイベントを通じて、地元の人と市外の人との交流が深まるなど、浜田市との関わりがいろいろな形で広がっています。